独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の陸域観測技術衛星「だいち(ALOS)」のPRISMセンサで撮影された衛星画像と高解像度衛星画像を使って、世界最高精度で世界中の陸地の起伏を表現している「AW3D®(全世界デジタル3D地形データ)」を提供しています。 株式会社NTTデータと一般財団法人リモート・センシング技術センターが共同でサービスを提供しています。

全球地形データで世界最高水準となる5m解像度の数値標高モデル

◎製品数値標高モデル(DEM)、オルソ画像、加工製品
◎解像度DEM 5m、オルソ画像 2.5m
◎位置精度水平5m/垂直5m
◎エリア全世界の陸域

DEM(エベレスト)

オルソ(エベレスト)

3Dカラー(エベレスト)

高い品質の完全な3D座標

■3方向からの観測で実現された完全な3D座標

3方向(真下、前、後ろ)から撮影された衛星画像から作るので、エレベストのような急峻な斜面でも、高い精度で地形を正確に表現しています。真下の画像(直下視画像)を使用して、倒れ込みが全くないオルソ画像(トゥルーオルソ)も作ります。水平情報も加えた3次元情報(DEM+オルソ画像)を活用でき、正確な3D座標を特定できます。

■地上補正が無くても、高い絶対位置精度

人工衛星に搭載された高精度な位置姿勢計測データと、十分に校正されたセンサモデルにより地上基準点(GCP)が無くても、高精度な絶対位置精度を実現しています。また、衛星の姿勢を詳細に計測したデータ(高周波衛星姿勢データ)を使って、人工衛星の微小振動などによるノイズの影響を受けない高い品質の製品を実現しています。

既往の全球地形データとの比較(エアーズロック)

5m
90m

左:本サービスの5m解像度のDEM、右:既往の90m解像度のDEM


更に高精細化した0.5~2m解像度の数値標高モデル

AW3D® 高精細版として、民間衛星で世界最高の解像度を誇る米国DigitalGlobe社の衛星画像を活用し、0.5~2m解像度高精細標高データ(DSM/DTM)を提供します。従来の衛星画像から作成する標高データでは再現が難しかった「建築物」レベルの細かな起伏の表現、「大縮尺」レベルの高い精度での標高値の活用が可能です。

◎製品数値標高モデル(DEM)、オルソ画像、加工製品
◎解像度DEM 0.5m/1m/2m、オルソ画像 0.5m
◎位置精度水平2m/垂直2m(GCPあり) 水平4m/垂直4m(GCPなし)
◎エリアご注文を頂いての製造


“見る3D地図”から“使える3D地図”へ

高精度、高品質の3D地形データのため、さまざまな用途に活用することが出来るのが特長です。新興国におけるインフラ整備、世界で頻発する洪水等の自然災害対策、資源地域の調査、水資源問題への対応等の幅広い分野のソリューションへ活用できます。

[インフラ整備]
●新興国等における基盤地図情報の整備用途
●インフラ設備の施工計画
●農業灌漑の計画策定
[防災用途]
●洪水、土砂災害、津波、火砕流等の危険エリアの把握
●海面上昇、氷河融解等に関連する気候変動リスクの評価
[資源調査]
●資源探査における有望エリアの把握
●水資源および地下水の調査
[交通分野]
●航空機運用におけるシミュレーション
●ナビゲーションにおけるルート選定
[通信分野]
●無線通信における障害エリア把握等の計画策定
●リモートセンシングデータの位置補正
[その他]
●コンピュータグラフィックス等の映像制作
●教育における理科、地理、防災等の教材製作

地図・等高線の整備

洪水・津波危険エリアの把握

資源有望地域の把握

航空機運用シミュレーション

注1「AW3D」は、日本国内における株式会社NTTデータと一般財団法人リモート・センシング技術センターの登録商標です。